ロッテ・田村龍弘が現状維持でサイン 正捕手・佐藤都志也に対抗「調子乗らせない成績を残したい」
ロッテ・田村龍弘捕手(30)が28日、ZOZOマリンスタジアムで契約交渉を行い、現状維持の推定年俸7000万円でサインした。今季から3年契約を結んでおり来季が2年目となる。 12年目の今季は51試合に出場し、打率.200。自主トレを共にする後輩の佐藤が正捕手としてリーグ4位の打率.278を残すなど台頭したシーズンにもなり、1年を振り返って「試合に出る機会が限られていて、10日空いたりとかする中で、結果を出していかないといけなかった。試合感覚が空くから難しいことは理解しているけど、経験とか準備とかで結果を出していかないといけない。結果を出せなかったのは自分の実力が足りないから。そこは来年も少ない機会ですけど結果を出していきたい」と悔しがった。 球団からは「老け込む年じゃないのと、まだまだやってもらわないといけないし、佐藤都志也が飛躍した中で、もっとあいつを脅かすような存在になってほしい」との言葉をもらい、来季で31歳となる田村は「(佐藤は)もちろんライバル。今年は絶対的レギュラーだったことには違いない。一緒に自主トレをやってきて喜んでいるところもありますけど、僕の居場所がなくなってしまうので、活躍はうれしいことですが、調子に乗らせないようにしないといけない。調子乗らせない成績を残したい」と意欲を燃やした。