WBAが最新の世界ランク発表 WBOAP王座を獲得した那須川天心は3位から過去最高位タイの2位に浮上
世界ボクシング協会(WBA)は10月31日(日本時間11月1日)、最新の世界ランキングを発表。バンタム級はWBOアジア・パシフィック(AP)同級王者の那須川天心(26)=帝拳=が、3位から過去最高位タイの2位に浮上した。 【写真】タイトル奪取に成功し、感極まった表情でベルトを掲げる堤聖也 那須川は10月14日に東京・有明アリーナで、WBOAP同級王座決定戦を闘い、WBOAP2位のジェルウィン・アシロ(23)=フィリピン=に3-0の10回判定勝ち。ボクシング5戦目で初のタイトルを獲得した。WBA王者は10月13日に有明アリーナで3度目の防衛を目指していた井上拓真(28)=大橋=相手に世界初挑戦し、3-0の12回判定勝ちした堤聖也(28)=角海老宝石。王座陥落した井上が3位となった。 プロ戦績はWBC3位、WBO7位の那須川が5戦5勝(2KO)、アシロが10戦9勝(4KO)1敗、井上が22戦20勝(5KO)2敗、堤が14戦12勝(8KO)2分け。 最新のWBA世界バンタム級ランキングは下記のとおり。 ©堤聖也(角海老宝石) ①アントニオ・バルガス(米国) ②那須川天心(帝拳) ③井上拓真(大橋) ④石田匠(引退) ⑤ビクター・サンティリャン(ドミニカ共和国) ⑥ローレンス・ニュートン(米国) ⑦比嘉大吾(志成) ⑧ジェルウィン・アンカハス(フィリピン) ⑨ウィンストン・ゲレロ(ニカラグア) ⑩増田陸(帝拳) ⑪ジョナサン・ロドリゲス(米国) ⑫ユッタポン・トンディー(タイ) ⑬ミシェル・バンケス(ベネズエラ) ⑭ドミニク・クラウダー(米国) ⑮アンドレイ・ボニーラ(米国)