倖田來未「人生初」のカウントダウンライブ 「みんなの背中を押せるアーティストで」
「私とカウントダウンしに来てくれてありがとう」
倖田來未が12月31日から1日にかけて、初のカウントダウンライブ(「KODA KUMI LIVE TOUR 2018 ~DNA~」ツアーファイナル)をグランキューブ大阪で行った。「人生初のカウントダウンです。私とカウントダウンしに来てくれてありがとうー!」と倖田は笑顔で呼びかけ。この日のライブは生配信され(「COUNTDOWN EDITION」は3日まで見逃し配信)、視聴ファンも会場も一体となって思い一つに、“平成最後の年越し”を祝った。 【拡大写真付き】「みんなのことが大好きです」と投げキッスする倖田來未
「行ったこともやったこともなかったのですごく緊張した」
京都出身、地元関西で人生初のカウントダウン。「行ったこともやったこともなかったのですごく緊張した」と倖田。前夜は5、6回目が覚め、よく眠れなかったという。 しかし始まってみれば、オープニングの「Dangerous」からヒートアップ。今行われているリアルタイムのライブの映像と曲が発表された当時の映像を2画面で映し出し、「平成の倖田來未」をたどり、「HAIRCUT」ではさまざまなヘアスタイルに変身、彩ってきた衣装もまとって魅せた。 「私のDNAを感じるツアー」その思いをこめた「倖田來未を表現する」演出にファンも大喜び。アップチューンやダンス、メドレーで一気に最高潮に。「楽しい!」と倖田も。 アンコールでは「Tik Tok」で女子高生から支持され再ブームになった「め組のひと」を「2018年最後の“め組”を皆さんと一緒に!」と呼びかけ一緒に踊り、お決まりのポーズ。「WIND」を歌い終えたところで、いよいよカウントダウンに。2018年のラスト10秒からカウントを始め、新年が明けると「ハッピーニューイヤー!」。
「DNA」ツアー中にデビュー19年目を迎えた
みんなで新年を祝った直後、2019年の1曲目として、久しぶりに「キューティーハニー」を披露すると会場は大歓声。倖田もキュートな笑顔で応え、Wアンコール最後の「POP DIVA」まで全27曲を歌い上げた。 「DNA」ツアー中の12月6日にデビュー19年目を迎えた。 「あっという間。ここまで長く歌ってこられたのはファンの皆さんやスタッフのおかげ、皆さんの支えがなければここまでやれていない。心ない言葉に傷ついたこともあったけど、あの頃の自分が頑張ったから、昔の自分が諦めなかったから、今の自分がある。まさか大阪でカウントダウンができる日が来るとは。こんなチャンスをもらってこんなに集まってくれて、幸せものです」とMCで感謝の思いを述べた。
「みんなのことも私が絶対守り抜くから」
「Never Enough」に込めたのは「まだまだ」という思い。 「倖田來未、まだまだ足りない。ライブももっともっと楽しんでもらいたいし、(家族やファンの皆さんの)背中を押していきたい。まだまだ何かできるんじゃないかって」 そのために挑戦を続ける。 「2019年も倖田來未をよろしくお願いします。すてきな倖田ファミリーのみんなのことも私が絶対守り抜くから。笑顔でまた会おうね!」 そう言ってうれしそうに手を振った。