渡邉雄朗が鋭く差し切って当地初優勝/ボートレース三国
ボートレース三国の「福井ユナイテッド杯」は30日、台風10号の接近の影響でやや不安定な空模様の下で最終日の競走が行われた。水面状況は、1Rのみが右横風。2R以降は向い風へと変わり、風速0~8m/秒、波高0~8cmと、徐々に風速が強まり8R以降は安定板が装着された。決まり手は、逃げ6本、差し2本、まくり1本、まくり差し1本、抜き2本と、インがあまり利いておらず、配当面でも3連単の万舟券が4本飛び出した。 そんな中、注目の優勝戦が行われた。スタート展示と同様に各選手に目立った動きはなく、艇番通りの123カド456でレースが始まった。インからコンマ16のトップスタートを決めて先マイ態勢に入った飯山泰だったが、1マークで大きく外しターンミス。その隙を見逃さずに2コースから鋭く差した渡邉雄朗が優勝を果たした。ここからは飯山と木下翔太の2着争いが焦点となったが、3周1マークで飯山が木下を振り切って2着。3着にはそのまま木下が入線した。 2連単2-1は、1,190円(5番人気)、3連単2-1-4は、3,240円(12番人気)だった。優勝した渡邉は、生涯通算で8回目。当地では初優勝となった。
マクール