海上自衛隊の掃海艇「うくしま」火災、３３歳３曹の所在不明を発表…鎮火後に再び燃え出す
福岡県・大島沖を航行中の海上自衛隊の掃海艇「うくしま」（全長５４メートル、基準排水量５１０トン）で１０日午前に起きた火災で、海自は同日午後、乗組員の古賀辰徳３曹（３３）の所在が確認できていないと発表した。海自は事故調査委員会を設置した。 【写真】白煙を上げる海上自衛隊の掃海艇「うくしま」（１０日）＝福岡海上保安部提供
火災は午前９時４０分頃に発生し、同艇が第７管区海上保安本部に通報した。午後２時頃にいったん消し止められたが、その後、再び燃え出し、午後６時半現在、消火活動が続いている。
福岡海上保安部などによると、同艇の乗組員は３８人で、１人が病院に搬送されて軽傷だった。ほかの乗組員３６人は別の掃海艇に避難した。
掃海艇は、機雷などを除去する機能を持った艦艇。
