電気・ガスがまた値上がり “1年で約3万円”負担増 補助金終了で家計直撃
日テレNEWS NNN
電気とガスの料金が5月から値上がりし、家計への負担が増しています。負担額は1年間で約3万円近く増加。街の人からは「つらい」「払えない」など、切実な声が聞かれました。 ◇ 街の人が頭を抱えていたのは、高値が続く電気代です。 主婦(30代) 「電気代は結構高かったよね」 そのため、みなさん節約を…
主婦(30代) 「どのくらい(電気代)使ったかとか、予想が出るアプリをみて。今月は結構最初なのに使いすぎちゃってるので、気をつけようかなとか」 電力会社のアプリで電気代を日々、チェック。節電につなげているといいます。 主婦(30代) 「(電気は)使ってないとこ消したり」
在宅で仕事をすることが多いという女性は… 会社員(30代) 「クーラーをなるべく使わないように、っていうのを心がけてます」 エアコン代を節約するために、家族で使っているというのが… 会社員(30代) 「夜は保冷枕を頭の裏に敷いて寝ると、意外にクーラーなくてもいけたりするので」 さらに、冷蔵庫の開け閉めも… 会社員(30代) 「(朝食で)パンを食べる時のセットっていうので、マヨネーズとジャムと、1つのケースに入っていて、朝はそれをパッて取り出して、時間短縮は一応しています。ちょっとでも電気代下げようかなっていう。頑張ってます」 努力を続けているさなか、ですが、また“値上がり”の動きが出ているのです。
ウクライナ侵攻に伴う資源価格の高騰などから、高値が続いている電気代やガス代。国はこれまで、負担軽減策として補助金を出していましたが、5月分は、その補助金が半減。さらに6月分からは終了になります。こうしたことなどから、標準的な使用量の家庭の、1年間の電気・ガス代の負担額が3万円近く増えるというのです。 ◇ 度重なる“値上がり”に、街の人からは… 夫(30代) 「やっぱり(“値上がり”)なかったことにしますって言ってくれないかなって」