電気・ガスがまた値上がり “1年で約3万円”負担増 補助金終了で家計直撃
自営業(40代) 「つらい」 会社員(40代) 「払えない」 ──払えない? 「ふふふふ」 これまでも節電をしてきたといいますが、さらなる“値上がり”に、残る策は… 自営業(40代) 「それでも(また電気代)あがっちゃうとなると、家電買い替えとかで対応していく」
都内のお店には、まさに、家電を買いにきたお客さんの姿がありました。子ども部屋を新たにつくるという夫婦は… 夫婦(30代) 「(子ども部屋に)エアコンがまだついていなかったので、電気代も含めて安いものを探している」 4月に異常な暑さが続いたこともあり、ヨドバシカメラ新宿西口本店ではエアコンの売れ始めが例年に比べて1か月ほど早く、売り上げも3割ほど増加。特に節電性能が高いエアコンが人気だということです。
都内に住む4人家族の女性が節約していたのは、ガス代です。 主婦(30代) 「電子レンジでちょっとやわらかくしてから入れたりとか」 長時間、ガスを使わないように工夫していました。さらに… 主婦(30代) 「ここ(キッチン)でお湯を使う時は32℃に設定し直して、ぬるま湯で」 お湯の設定温度を下げ、ガス代を節約する努力をしていました。 主婦(30代) 「これ以上(家計の)負担が増えないようにしたい」
下町情緒あふれる銭湯では、電気とガス、両方が値上がりし、Wパンチに… 押上温泉 大黒湯 新保卓也店主 「圧倒的にガス代の額が大きいです。かなり経営は圧迫されています」 お湯をわかすのに欠かせないガスですが、月100万円ほどのガス代が。 押上温泉 大黒湯 新保卓也店主 「(国の)補助金の方もなくなると聞いているので、これも大きな負担になってくるんじゃないか」 今後、国からのガスの補助金が終了することで、さらなる“値上がり”を心配していました。そこで、毎日していたのがエアコンフィルターのそうじです。 押上温泉 大黒湯 新保卓也店主 「これやると電気代も下がる」 何度も襲いかかる値上がりの波。節約はしばらく続きそうです。