平田憲聖が2週連続Vで今季3勝目 鈴木晃祐は4打差3位
◇国内男子◇シンハンドンヘオープン 最終日(8日)◇クラブ72CC(韓国)◇7204yd(パー72) 【画像】虹と女子プロ 首位タイから出た平田憲聖が1イーグル6バーディ、2ボギーの「66」で回り、後続を1打差で振り切る通算22アンダーで今季3勝目、前週「フジサンケイクラシック」に続く2週連続優勝を飾った。通算5勝目を3ツアー共催競技で手にし、韓国とアジアンツアーの来季出場権も獲得した。 優勝賞金2714万400円を加算した今季獲得額は8065万2029円に達し、賞金ランキング5位から1位に躍り出た。 平田は優勝インタビューで「ショット、パットともにすごく良かったのが、このスコアで回れた要因だと思う」とコメント。首位タイで迎えた後半は15番までに3バーディを奪い、一時はリードを3打に広げた。終盤に2ボギーを喫したが、それまでの貯金を生かしてトップで完走。「この優勝で世界に挑戦できる権利をいただいたので、世界で活躍できる選手になれるように頑張ります」と海外ツアーへ意欲を示した。 通算21アンダーの2位に、4位から「64」をマークしたトラビス・スマイス(オーストラリア)。出だし1番から7連続バーディを奪うなど、前半アウトに日本ツアー9ホールの最少ストローク数に並ぶ「28」を記録した。 平田とともに首位タイから初めての最終日最終組をプレーした鈴木晃祐は4バーディ、2ボギーの「70」と伸ばし切れずに通算18アンダー3位。平田との同年代対決に敗れ、ツアー初優勝はならなかった。 46位スタートの石川遼は8バーディ、2ボギーの「66」と伸ばし、通算12アンダーの20位に浮上して4日間を終えた。 <上位成績> 優勝/-22/平田憲聖 2/-21/トラビス・スマイス 3/-18/鈴木晃祐 4T/-16/大槻智春、池村寛世、金ミンギュ 7T/-15/堀川未来夢、イ・ジョンファン