電通デジタルが「Instagram」ユーザーを分析してマーケ施策立案に活用するサービス開始
デジタルマーケティング事業の電通デジタルは、「Instagram」上のアクティブユーザーを分析する「Tribe Driven Marketing for Instagram」を10月16日から提供を始めると発表した。SNS上のユーザーを共通の興味関心やライフスタイルを持つ集団の「トライブ」としてとらえ、SNSマーケティングを高度化する統合フレームワーク「Tribe Driven Marketing(トライブドリブンマーケティング)」の仕組みを生かして開発した。
Instagramアカウントの投稿に反応しているアクティブユーザー抽出し、共通の興味関心やライフスタイルを持つ集団のトライブごとに分類してデータを蓄積。そのデータを基にアクティブユーザーの分析からプランニングまで行う。Instagramの最新アルゴリズムに即した、ターゲットに合ったコミュニケーションプランやクリエイティブを立案でき、企業・ブランドのアカウントごとに適切にカスタマイズした活用もできる。
Instagramを活用したコミュニケーション施策では、ユーザー属性や特徴、アカウントへの愛着が高いコアファンの有無をエンゲージメントなどの定量データに基づく分析が困難なことが課題だった。このため電通デジタルは、トライブという集団でとらえて分析する独自の手法でInstagramアカウントの投稿に反応しているアクティブユーザーの傾向を可視化し、戦略策定から運用方針の提案まで提供する新サービスを開発した。