毎日「20分間」シャワーを流しっぱなしで入る娘…水道光熱費は娘のシャワー代だけで1ヶ月どれくらいかかっていますか?
今年の夏も厳しい暑さが続きました。暑い時期には湯船につからず、毎日のお風呂をシャワーで済ませていたという方も多いのではないでしょうか。そこで気になるのは、シャワーを出しっぱなしにした場合の水道光熱費がいくらかかるかということです。 本記事では、毎日20分間シャワーを流しっぱなしにした場合の水道光熱費が1ヶ月でどれくらいかかっているのか見ていきます。シャワーにかかる水道光熱費を節約する方法についても解説しますので、水道光熱費を節約したい方はぜひ最後までお読みください。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
毎日20分間シャワーを流しっぱなしにした場合の1ヶ月の水道光熱費はいくら?
まずは、1日20分間シャワーを流しっぱなしにした場合の1ヶ月の水道光熱費を見ていきましょう。 東京都水道局によると、3分間シャワーを流しっぱなしにした場合の水の使用量は約36リットルだそうです。1分間で約12リットルとすると、20分間シャワーを流しっぱなしにした場合の水の使用量は約240リットルです。 1ヶ月(30日)で約7200リットルの水を使用している計算になります。さらに、水1リットル当たりの単価を0.24円とした場合、1ヶ月にかかる水道代は約1728円です。次に、都市ガスを利用していると仮定した場合のガス代は次の計算式で求められます。 ・上昇温度×水量÷(発熱量1万750キロカロリー×熱効率80%)×ガス代単価 ここでは、ガス代単価は東京ガス株式会社の東京地区等一般契約料金B表24年10月検針分の単位料金である145.92円/立方メートルとして計算します。水を20度から40度に上昇させた場合、シャワーにかかる1ヶ月のガス代は約2430円です。 シャワーを毎日20分間流しっぱなしにした場合の1ヶ月の水道光熱費は、水道代とガス代を合わせると約4158円かかることが分かりました。
シャワーにかかる水道光熱費を節約する方法
ここではシャワーにかかる水道光熱費をおさえるための節約方法をいくつかご紹介します。どれもちょっとした工夫でできるものばかりですので、気になる方はぜひ実践してみてください。 ■節水できるシャワーヘッドに変える 節水型シャワーヘッドは、通常のシャワーヘッドよりも大幅に水を節約できる製品もあります。これにより、同じ20分間シャワーを使っても、水の使用量を半減させることも可能でしょう。 しかし、節水シャワーヘッドだからといってシャワー時間が長くなってしまっては本末転倒なため、シャワーの使用時間が長くならないように注意しましょう。 ■こまめにシャワーを止めるようにする シャワーを浴びるとき、髪の毛や身体を洗っている間は水を止めることで水道光熱費の節約が可能です。こまめにシャワーを止めることを意識すると無理なく節約できるでしょう。 経済産業省資源エネルギー庁によると、45度のシャワーの使用時間を1分間短くするだけで、水道代とガス代を合わせて年間約3210円節約することが可能とのことです。 ■設定温度を見直す お湯の温度を少し下げることも、光熱費の節約につながります。冬は特に熱めのお湯を使いがちですが、普段よりも1~2度温度を下げるように心がけるだけでも、光熱費をおさえられるでしょう。