若手演歌界のホープ・新浜レオン、紅白歌合戦初出場が内定 NHK関係者「今年は抜群の実績がある」
歌手の新浜レオン(28)が、大みそかの第75回NHK紅白歌合戦(後7時20分)の初出場が内定したことが18日、スポーツ報知の取材で分かった。 新浜は2019年5月にシングル「離さない 離さない」でデビュー。その年の日本レコード大賞新人賞、翌20年に日本ゴールドディスク大賞のベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティストを受賞した若手演歌界のホープだ。 デビュー5周年の今年は3月に木梨憲武(62)プロデュース、所ジョージ(69)作詞・作曲の新曲「全てあげよう」を発売した。同曲はリリース以来、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで25週連続トップ10入り(1位獲得数4回)。今年の同部門における最高記録で、半年間以上のロングヒットを記録している。 NHKの音楽番組「うたコン」にも複数回出演。抜群の歌唱力と優れた表現力が持ち味で、Bの松本孝弘(63)が出演した7月のNHK総合「SONGS」にゲストボーカルとして出演し、西城秀樹さんの「傷だらけのローラ」を歌唱。大きな話題を呼んだ。 紅白の選考基準は例年、今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出だが、同局関係者は「演歌・歌謡曲の部門では、今年は抜群の実績がある。さまざまな企画の参加にも期待したい」と話した。同曲の代名詞が、ラストで膝立ちしながら床を滑る「膝スライディング」。パフォーマンス後の“膝スラ”も注目を集めそうだ。 ◆新浜 レオン(にいはま・れおん)1996年5月11日、千葉・白井市生まれ。28歳。小学2年から高校3年まで野球一筋。千葉英和高時代は県大会ベスト4。大東大3年時に出場した「ミスター大東コンテスト」グランプリ。チバテレビ「ちば朝ライブ モーニングこんぱす」の月曜パーソナリティー。父親は「伯方の塩」のCM曲でおなじみの演歌歌手・高城靖雄。
報知新聞社