ネイキッドの王様って感じの雰囲気がたまらない! KTM『390 DUKE』に試乗するよ~高梨はづきのきおくきろく。~
KTMの看板機種のDUKEとは?
皆さんこんにちは、高梨はづきです! 今回は、フルモデルチェンジして登場したKTM『390 DUKE(390デューク)』の試乗記をお届けしていくよ! 【画像】KTM 390 DUKEの詳細を画像で見る(15枚)
オーストリアのメーカーであるKTMだけど、そのラインナップで日本でも男女ともに人気の高いDUKEシリーズ。今年でなんと30周年を迎えるんだって(オメデトー!)。街中でもよく見かけるようになって、そのたび、デザイン性の良さに目を奪われてしまうのがKTMのバイクなんだよね。 さて、前回は250 DUKEをお届けしたんだけど(過去コラムから探してみてね)、今回は390 DUKEの方をみていこう!
まずは、見た目から!
旧モデルと比べて、横から見た時の各パーツ間の隙間が無くなり、デザインがキュッと? モリッと? 中心に集まって、かなりかっこよくなってるよね!
KTMのコーポレートカラーであるビビットなオレンジが、フロント周りをはじめ、フレームやホイールなどにたくさんあしらわれていて特徴的。その中でも、いちばん印象的なのはシートの色までオレンジ色ってところかな! 多くのバイクはライダーの乗り降りを考えてか、黒やグレー、茶色を選択すると思うんだけど、純正シートがオレンジなのは、なかなか珍しい…というか初めてみたかもしれない! 全体的にかなり派手な見た目がグッとくるね! DUKE 390のカラー展開はアトランティック・ブルーとエレクトロニック・オレンジの2展開となっているよ。KTMといったらこの色だよねってイメージが、エレクトロニックオレンジにわかりやすく出ていてグッとくるね。 前モデルからの目立った変更点としては、ライディングシートとパッセンジャーシートがだいぶ平坦な部分の面積が増えたこと。それと、リヤサスペンションが中央から右寄りになっているのにも気がつくよね。
250 DUKEの試乗記でも触れたんだけど、このリヤサスの斬新な配置、新DUKEシリーズのアイコンになっていきそうな勢いでかっこいい。 見た目だけじゃなくって、この配置を採用することで、車高が830mmから10mm低い820mmになり、タンクの容量13.4Lから15Lへ増やすことに成功しているんだって…。そのおかげで、一回の給油で400kmも走れちゃうんだとか!? シートがフラットによったことで荷物の積載も楽そうだし、これならどこだって行けちゃうんじゃない?