事故現場にいたのに警察官の合図を見て立ち去る 「現場を離れてよいと勘違い?」 ひき逃げ相次ぐ
読谷村で27日、ひき逃げ事件が相次いだ。被害者はいずれも軽傷。 警察によると27日午前8時ごろ、読谷村瀬名波の村道で、通学の途中だった小学生の男児に前方から走ってきた車が接触した。 車を運転していた30代~40代とみられる女性は、男児に「大丈夫?」などと声をかけたが、事故の通報や救護措置をせずにその場から立ち去ったという。男児は左腕を打撲する軽傷を負った。母親からの通報で被害が発覚し、警察がひき逃げ事件として捜査している。 また27日午後4時20分ごろ同村伊良皆の国道58号で、恩納村から嘉手納方面向けに走行していた車が、前方を走っていた車に衝突する事故があった。 衝突された車には30代と60代の女性が乗っていて、いずれも首を捻挫する軽傷。警察が現場に到着した際、事故を起こした車は反対車線で停車していたものの、事情を聞こうとすると、その場から立ち去った。 警察は、「現場に戻るよう合図したのを、現場を離れてよいと勘違いした可能性がある」としているが、ひき逃げ事件として立ち去った車の行方を追っている。
琉球放送