コシノジュンコ30年ぶり大阪でファッションショー 万博ではF1カーも「大阪文化フェス」
パレードを最前列でながめていた池田市在住の小4男児は「かっこいい車をたくさん見られて、きようはいい1日になりました」と、笑顔で話した。車の模型を200台集め、「ライトが好き」と、早くもディテールに凝るほどのマニアぶり。なりたい職業を聞くと、「空港で働き、荷物を運ぶ車を運転したい」と、車関連の将来設計を披露してくれた。 付き添いの父親は文化フェスについて「公園を活用する文化イベントは歓迎」と評価。「都市の成り立ちが違うため、まとまった土地を公園にできた東京と比べると、大阪は大きな公園が確保できなかった。計画的に公園を増やし、府民が楽しめる環境を工夫してほしい」と、公園文化拠点案を提案していた。 同フェスは伝統文化からポップカルチャーまで、大阪の多様な文化芸術を内外へ発信する官民連携のイベント事業で、来月4日まで府内各地で開催中。「商都大阪」のイメージが先行する半面、文化的な発信を苦手としてきた大阪。「芸術文化の大阪」へ、トライアルが続く。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)