勝田貴元がいきなり悪夢 トヨタ勢2台がパンクで後退 CBCテレビ「道との遭遇」で取り上げられる道マニア垂涎の旧伊勢神トンネルSSで【WRCラリージャパン】
◇22日 世界ラリー選手権最終戦ラリージャパン第2日(SS2、愛知県豊田市) トヨタ勢が本格的な山間部ステージに入った直後につまずいた。 名物の旧伊勢神トンネルを抜ける2日目最初のステージとなるSS2(23.6キロ)で勝田貴元、セバスチャン・オジエ(フランス)の2人がともにパンクに見舞われて大幅にタイムロス。順位を落としてしまった。 お笑いコンビ「ミキ」がMCを務めるCBCテレビ(TBS系)制作のバラエティー番組「道との遭遇」で旧伊勢神トンネルが明治時代に竣工した貴重な産業遺産として取り上げられるなどラリーの世界以外でも話題を集めるスポットになっている。
勝田は総合9位で首位につけるヒョンデのオイット・タナク(エスストニア)とは1分3秒差。オジエは2分6秒4差の18位。昨年のラリージャパン勝者でもあるエルフィン・エバンスだけは無傷で総合3位。 勝田は左後輪をパンクし、「ナイスでない」とがっくりだ。 トヨタはマニュファクチャラーズタイトル4連覇がかかっているが、首位のヒョンデとは15点差。トヨタの選手がドライバーズタイトルを手にする可能性は消滅している。
中日スポーツ