ロシア攻勢、ドネツク州に危機感 ゼレンスキー氏
【キーウ、モスクワ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は23日の声明で、ロシア軍の攻勢が続く東部ドネツク州に関し「難しい状況で、注意を払っている」と危機感を示した。ロシア国防省は同日、ドネツク州の主要都市スラビャンスクの東方2集落を制圧したと発表。うち1集落は約11キロに位置し、攻勢を強めているもようだ。 ウクライナメディアによると、ロシア軍に半分程度が制圧されたドネツク州の小都市トレツクを巡っては、ウクライナ軍が23日、膠着状態となったと明らかにした。ロシア軍が人員や装備の補充をしている可能性があると分析した。