〝文豪〟の功績に思いをはせる…82回目の「藤村忌」がゆかりの地で【長野・小諸市】
小説「破戒」などで知られる文豪・島崎藤村の82回目の命日に合わせ、ゆかりの地・小諸市では藤村をしのぶ集いがありました。 小諸市で開かれた「花と歌を捧げるつどい」には、県内外からおよそ150人が参加。小諸市長なども参列し、文豪の功績に思いをはせました。 ■小諸市・山下千鶴子教育長 「本日、82回目の藤村忌を迎えます。ここ懐古園は先生にとって馴染みのある場所」 島崎藤村は1899年、小諸義塾の教師として赴任。小諸にいたおよそ7年の間に「破戒」の執筆に取り掛かりました。つどいでは藤村が作詞した「椰子の実」や「群青」などを歌いあげ、石碑に花を手向けて藤村をしのびました。