今こそ呼ぶべき!? 日本代表に推薦したいJリーガー(4)珍しい“二刀流”! 万能な若きDF
JFA(日本サッカー協会)は24日、来月のFIFAワールドカップ26アジア2次予選に臨むサッカー日本代表メンバーを発表する。果たして誰が選ばれるのか。今回は、日本代表に招集したい選手をピックアップした(代表キャップ数10未満の選手が対象。U-23日本代表招集の可能性がある選手は対象外)。※成績は22日時点の『transfermarkt』を参照。記事中のスタッツは『jleague.co』を参照
DF:中野就斗(なかの・しゅうと) 生年月日:2000年6月27日(23歳) 所属クラブ:サンフレッチェ広島 2024リーグ戦成績:14試合3得点2アシスト 2022年にサンフレッチェ広島でプロとしてのキャリアを始めた中野就斗は、今季注目に値する活躍を続けている。 中野は、今季開幕から広島の右ウイングバックを担当し、J1第3節のサガン鳥栖戦では1得点1アシストを記録するなど活躍していた。そんな中、第6節のFC町田ゼルビア戦では試合序盤に荒木隼人が負傷し、急きょセンターバックにポジションを移すと、最後まで集中を切らさずに勝利に貢献している。 中野は、その後も荒木の復帰まで3バックのセンターを務めて、堅実なプレーを披露し、抜群のキック精度で攻撃の起点にもなっていた。 大学時代にCBを本職としていた中野は、左右どちらの足でも正確なパスを送れて、自ら持ち上がることもできるという特長がある。そのため、広島ではウイングバックを務めていたが、チームの緊急事態で最終ラインに戻った形だ。 今日のサッカー界で、複数ポジションをこなせる選手は重宝されているが、ウイングバックと3バックのセンターの“二刀流”は珍しい。それを試合の中で変えられるというのは驚異的と言える。まだ23歳と若く、日本代表にとっても魅力的なユーティリティープレーヤーではないだろうか。
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