NBA=元ブルズのスター選手、ラブ氏が死去 がん闘病の末に
[19日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)のブルズで活躍したボブ・ラブ氏が18日、長期にわたるがんとの闘病の末に死去した。81歳だった。 ラブ氏はキャリア11シーズンのうち、9シーズンをブルズでプレーし、オールスターに3回選出。ブルズに在籍した1968年から76年の間に592試合(先発444試合)に出場し、1試合平均21.3得点6.8リバウンドをマークした。背番号「10」は94年にブルズの永久欠番となった。 ブルズは声明で「彼の10番のユニホームは(ブルズ本拠地)ユナイテッド・センターに飾られ、彼のコート上での功績は永遠に歴史に刻まれたが、ボブの影響力はバスケットボールの枠を超えている」とコメント。 「彼は人々をインスパイアする存在、ブルズの熱心なコミュニティーアンバサダーとなった。慈善活動に身を捧げ、人々を勇気付けるスピーチで数え切れないほど多くの人たちを励ました。われわれは、シカゴでのコート内外における彼の絶え間ない貢献とレガシーに深く感謝している」と追悼した。