首位の大阪ブルテオンはVC長野トライデンツと2連戦。SVリーグ 男子第8節
また、GAME1・2とも途中から出場した工藤有史はサーブで3点を奪うと、GAME2でも3本のブロックで、チームに勢いをもたらした。ヴォレアスとの2連戦で20得点を奪ったブロックが、大阪Bにどれだけ決められるかが、ポイントの1つになるだろう。
対する大阪Bは前節に試合がなかったため、1週のインターバルを挟んでの戦いとなる。ロペス ミゲルや西田有志、ジェスキー トーマスは、アタックだけでなく、ブロックやサーブでもVC長野の脅威となるだろう。
この2連戦はアタック決定率がリーグトップの大阪Bの攻撃力に対し、サーブレシーブ成功率がリーグ2位のVC長野がどれだけ粘り強く戦えるかがポイントとなる。一方、大阪Bは、ロペスや西田のアタックを軸に、安定した守備と攻撃を組み合わせ、試合の主導権を握りたい。
◆東レアローズ静岡 vs ヴォレアス北海道 ともに連敗脱出を目指す両チームの対戦。東レアローズ静岡は7連敗中。今週はホームの香陵アリーナ(沼津市総合体育館)で今シーズン3勝目を狙う。ヴォレアス北海道も6連敗中で11月は未勝利。唯一の勝利が10月27日の東レ静岡戦で、再び勝利を手にできるか。
◆ジェイテクトSTINGS愛知 vs 広島サンダーズ ジェイテクトSTINGS愛知は、第7節のサントリーサンバーズ大阪との上位対決で1勝1敗として、2位につけている。GAME1ではサントリーのサーブに揺さぶられ、6点を許すなど、リズムを掴めず1-3で敗れたが、GAME2は3-1でリベンジに成功。一方の広島サンダーズは、5勝5敗からの4連敗で5勝9敗と負け越し。5位との差が開く中、連敗を止めたいところだ。
◆ウルフドッグス名古屋 vs 東京グレートベアーズ 上位につける好調の2チームの対戦。ウルフドッグス名古屋は8連勝で勢いに乗っている。ニミル アブデルアジズは前節の広島サンダーズ戦では、1人で63点と圧倒的な攻撃力を見せた。一方の東京グレートベアーズも4連勝中だが、前節のGAME1でアレックス フェレイラを欠く、苦しい展開となるが、後藤陸翔を中心に勝利を掴んだ。
◆サントリーサンバーズ大阪 vs 日本製鉄堺ブレイザーズ サントリーサンバーズ大阪は、前節のSTINGS愛知との上位対決で1勝1敗。復帰した高橋藍(高ははしご高)の活躍が好材料。一方、jp/volleyball/svleague_men/team/sakai">日本製鉄堺ブレイザーズは8連敗中で、シャロン・バーノンエバンズ、ルチアーノ パロンスキーの活躍がカギとなる。
J SPORTS 編集部