結婚して1年で夫から「お小遣い制はやめてほしい」といわれました。これから子どもも欲しいので節約しなくてはいけないので夫を説得する方法はありますか?
最終的な目標を設定する
お小遣い制を継続するうえで、最終的な目標を設定して共有しましょう。ゴールとなる目標に納得できればお小遣い制の説得もしやすくなるうえ、継続するモチベーションにもなります。 また、目標が将来の子どものためという点を強調しましょう。人により異なりますが、自分のためよりも家族や人のためと思ったほうが努力できるという人は少なくないからです。あくまでお小遣い制の継続が目標ではなく、将来の子どものため貯金が目標であることを認識しておきましょう。 目標を設定する際は曖昧な金額ではなく、ある程度明確な金額での設定がおすすめです。曖昧な金額では、目標としてイメージしにくいからです。また、貯金に対して甘さが生まれる原因にもなります。 家計と照らし合わせながら年間単位などで貯金するべき金額を設定し、例えば1ヶ月ごとに細分化していきましょう。1ヶ月で貯金するべき金額が見えてくるため、お小遣いの金額も設定しやすいはずです。
ただお小遣い制をお願いするだけでは説得できない
お小遣い制は貯金ができるメリットはありますが、金銭的な自由を制限する行為です。デメリットがある行為をただお願いするだけでは、結婚相手といっても説得は難しいでしょう。 まずは現状の把握と、なぜお小遣い制を継続する必要があるのか理由を理解してもらうことが必要です。理由がないものを受け入れることは難しいからです。そのうえで、お小遣い制をお願いする相手が不平等を感じないように協力して取り組む姿勢を見せることも重要です。 お小遣い制を導入、継続するにあたって貯金額などの最終的な目標設定も忘れないようにしましょう。目標の有無は貯金に対するモチベーションに関わるほか、お小遣い制の必要性を伝えるうえで有効な手段だからです。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部