むしろ顔が老けてしまう「絶対にやってはいけない美容法」ワースト5
よかれと思って実践していた美容法が、実は肌トラブルを起こす原因になることも……。そこでプロエスティシャン向けのスクールを主宰する美容の専門家、岩崎るみさんに、“むしろ顔を老けさせる間違った美容法5選”を教えていただきました。 【画像】美容の専門家・岩崎るみさん
シートパックを正しく使っていない人が多い
美容成分が含まれた顔の形をしたシートを肌に直接貼り付けるシートパック。お風呂上がりのスキンケアに愛用している人も多いのではないでしょうか。岩崎さんは、「シートパックを間違って使っている人は多い」と指摘します。 「シートパックを長い時間貼っている人は、今すぐやめてください。保湿と書いているものも、長く貼り続けると“乾燥”を引き起こしてしまいます。 肌が乾燥してしまう要因は、体に備わっている“恒常性”の機能によるもの。皮膚が水をたくさん含んでしまうと、恒常性の機能で水分を一気に蒸発させようとするので、必要な水分まで体外に出てしまいます。 乾燥すればするほど小じわが増えますし、皮膚がたるんでしまう。シートパックは必ず時間を守って使うようにしてください」 ちなみに、商品によってはデタラメな使用時間が書かれていることも……。「シートパックの目的は、肌を潤すこと。潤ったと思ったら、使用時間が残っていてもはずしたほうがいいかもしれません」とのこと。
過剰なスキンケアは危ない
スキンケアも、やりすぎてしまうと肌トラブルの原因に。 「スキンケアをやればやるほどきれいになると思っているかもしれませんが、最低限のケアをするだけで肌は活性します。そもそも肌にはバリア機能があるので、外から中に入れ込まないという働きがあります。ですから、いろいろなものを塗ったり、貼ったりしても限界があります。 逆にあれこれ塗りすぎると代謝が悪くなり、刺激も多くなって肌に負担がかかってしまいます。それに化粧品のお金もかかってしまいますよね。日々のスキンケアは最低限で十分。ある程度、顔を洗って水分が飛んだら化粧水で保湿する。それでも足りないなと思ったときは、ミルクやクリームなどの油分を付けるといいですよ」