エンゼルスの23歳遊撃手ネトが「20-20」達成 大谷翔平に続いて球団8人目、内野手としては球団史上初の快挙
● タイガース 0-3 エンゼルス ○ <現地時間8月29日 コメリカ・パーク> ロサンゼルス・エンゼルスが連敗を「7」でストップ。ザック・ネト内野手(23)がシーズン20本塁打&20盗塁を達成した。 エンゼルスは4回表にミッキー・モニアクの適時二塁打で先制し、続く5回表にはネトが20号2ランを放って追加点。投げてはルーキー右腕ジャック・コハノビチが6回無失点の好投で今季2勝目。ブルペン3投手が完封リレーで締め、敵地3連戦の被スイープを回避した。 既に今季23盗塁を記録しているネトは、この試合の本塁打により「20-20」を達成。昨季の大谷翔平に続いて球団史上8人目、内野手としては球団史上初の快挙となった。また、遊撃手のシーズン20本塁打以上は1970年に22本塁打を放ったジム・フレゴシ以来2人目。残り28試合で球団記録更新に期待がかかる。 2022年のドラフトで球団1位(全体13巡目)指名を受けてエンゼルスに入団したネトは昨季4月にMLBデビューを果たし、84試合に出場。2年目の今季は開幕から正遊撃手として130試合に出場し、打率.254、115安打、20本塁打、23盗塁、OPS.771と、いずれもチームトップの数字を残している。
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