【カーアダプテーション(Car Adaptation)】乗りたいクルマに乗って楽しむカーライフ「メルセデス・ベンツ Vクラス」編
便利なリフトを搭載
このVクラスはイタリアのフィオレラというメーカーの昇降リフトが装着された車両で、スロープよりも労力なく、安全に乗り降りができます。
シンプルかつ確実な装置
操作は本体のスイッチまたはオプションのリモコンで行います。リフトはとても頑丈で、作動中に揺れたりしないのでとても安心感が高い造りになっています。
シートレイアウトは思いのまま
7人乗りのVクラスをヤナセがカスタマイズしたこのクルマには重厚感があって、とても座り心地の良いキャプテンシートが標準装備されています。セカンド、サードシートは前後のスライド、取り外しができるので、複数のレイアウトが可能です。 ※このクルマは乗車定員が変更されています。
メルセデスの乗り心地を堪能
訪れた長野県白馬村まで大半が高速道路となりましたが、このVクラスはロングホイールベースということもあって、安定感は抜群。直進安定性はもとより、最後部に軽くないリフトを載せているにも関わらず、まったくピッチングなどの不快な揺れはありません。メルセデスにはうるさいパッセンジャーもご満悦でした。
ドライバーも快適
ドライバーの視点からもVクラスの快適性を存分に楽しむことができました。ベースがコマーシャルバンだけあってドライバーの負荷を軽減する、荷物を大量に積んでも安全に走ることができるという基本性能の高さを感じました。FRということもありコーナリングもレーンチェンジも自然で、ミニバンでありながら積極的にドライビングを楽しむことができます。
パワートレインは最高出力163馬力、最大トルク380Nmの 2リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジンに9速AT「9G-TRONIC」の組み合わせです。高速道路を走っていると坂道でもっとパワーがあればと思う時があったので、車重からいくとドイツ本国にある237馬力の300dの方がベストマッチかもしれません。 東京と白馬の高速道路を使った往復で710kmを走って使った燃料は55.26リットルでした。燃費はリッター12.7kmほどとなり、ミニバンなのにハンドリングも楽しめて経済的なメルセデスということができます。