ユヴェントスはリールと敵地でドロー決着…ヴラホヴィッチのPKで同点も逆転ならず
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節が5日に行われ、リール(フランス)とユヴェントス(イタリア)が対戦した。 ホームのリールは、今大会の第1節でスポルティングに敗れたものの、第2節でレアル・マドリードを撃破。第3節でもアトレティコ・マドリードにアウェイで勝利し、スペインの強豪相手に2連勝を飾った。対するユヴェントスも今大会ここまで2勝1敗。第1節でPSV、第2節でライプツィヒに勝利したが、第3節でシュトゥットガルトに敗れ、勝ち点6で今節に臨む。 試合は立ち上がりからユヴェントスがボールを支配する展開になった。14分には裏に抜け出したドゥシャン・ヴラホヴィッチがペナルティエリア内からシュート。24分には相手のミスからケナン・ユルディズ、ヴラホヴィッチとつないで最後はトゥーン・コープマイネルスがゴールネットを揺らすが、オフサイドで得点は認められなかった。 一方、リールも両サイドからドリブルでユヴェントスに脅威を与える。すると、27分に試合が動いた。中盤でボールをキープしたエドン・ジェグロヴァが見事なターンでフアン・カバルを剥がして絶妙なスルーパスを供給。最終ラインの背後へ抜け出したジョナサン・デイヴィッドがドリブルで持ち運んでシュートを放つと、GKとの1対1を制して見事にゴールネットを揺らした。リールが先制に成功する。 リードを許したユヴェントスは、34分にマヌエル・ロカテッリのパスをヴラホヴィッチがゴール前で合わせる。至近距離からの決定的なシュートだったが、リールGKリュカ・シュヴァリエが見事な反応に阻まれた。41分には左サイドをスルーパスで抜け出したヴラホヴィッチがコープマイネルスがゴールネットを揺らすが、オフサイドで得点は認められなかった。 なかなか同点に追いつけなかったユヴェントスだが、後半に入り、58分にカウンターからチャンスを創出。アンドレア・カンビアーゾがドリブルで長い距離を持ち運んでフランシスコ・コンセイソンにパス。コンセイソンが細かいタッチでドリブルを仕掛けると、ファウルを誘発し、PKを獲得した。このPKをヴラホヴィッチが冷静に沈め、1-1の同点に追いついた。 しかし、その後は両チームともに得点を奪うことはできず。試合はこのまま1-1のドローで終了。両チームともに今大会の成績は2勝1分1敗となった。 【スコア】 リール 1-1 ユヴェントス 【得点者】 1-0 27分 ジョナサン・デイヴィッド(リール) 1-1 60分 ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユヴェントス)
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