小池都知事が定例会見10月22日(全文1)熱い思いはしっかり受け止めている
東京都の小池百合子知事は22日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2021年10月22日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2021年10月22日) ◇ ◇
接種後も基本的な感染防止対策の徹底を
TOKYO MX:では定例会見を始めます。まずは知事からお願いします。 小池:今日は3点お伝えいたします。まずコロナであります。きのうモニタリング会議、そしてそのあとまとめで会見を行わせていただきました。結論から言うと感染状況が黄色で、医療提供体制は1段下がって同じく黄色ということで、また先生方からは入院患者数と重症の患者数が継続して減少していて、通常医療との両立が可能になりつつある点、それからワクチン接種をしたあとも、2回打った方でも基本的な感染防止対策を徹底するようにと、その必要性ということでコメントをいただいております。どうぞ皆さま、その点ご留意いただきたい、意識を共有させていただきたい。 そして、こうした状況を踏まえまして、週明けの25日から11月30日までを基本的対策徹底期間ということを昨日決定いたしました。この間、本当に都民の皆さま、事業者、企業の皆さま、何よりも医療従事者の皆さま方には本当に長い間、ご協力、ご尽力いただいてまいりました。本当に感謝申し上げます。
冬は感染症がはやりやすい季節
その上で、一般的に申し上げると冬は乾燥しますね。感染症が、これがはやりやすい季節になるわけです。加えましてクリスマスだ、忘年会だ、新年会だということ、また里に、実家に帰るとかとか、人の動きは活発になる時期に差し掛かるわけです。ですからこの間、11月末までの、この基本的対策徹底期間、この取り組みの成果、効果を踏まえまして、そういった12月、1月の極めて特殊な、毎年の人々の動きが特に激しくなる、そして忘年会等々が行われる、この年末年始の対応を検討していくことといたします。 これまで皆さんが取り組んでこられた対策、この徹底期間中にこそ、あらためて確認していただいて定着をさせる、そのことが重要であります。3密の回避、そして手洗い、消毒、効果的な換気、マスクの正しい着用などなど、基本的な感染防止策の徹底をお願い申し上げます。 それから企業のほうでは、この間テレワーク、いろいろ実施をしていただいていると思いますけれども、これはコロナもそうなんですけれども、テレワークの推進ということは引き続き定着をさせる。そしてまたこの時期、従業員の皆さんの健康管理も引き続き実施をしていただきたいと存じます。 きのうのモニタリング会議でご参画いただきました専門家の方が、冬の感染防止には換気が重要、特に重要というお話があって、それも具体的でした。家庭においてはキッチンのレンジフードも活用した換気が有効であるというお話でした。お店でありますと空調機器などによる換気の徹底、これをお願いしたい。換気。 それから次がワクチンでありますけれども、ワクチンについてはきのうもお伝えしましたけれども、10月20日時点で12歳以上の1回目の接種がもうほぼ80%に近くなってまいりました。2回目も終えた方が73.1%。1回目の接種を終えた方の総計が1000万人を突破いたしております。東京都は64歳以下の接種率については全国で2位にまで上がってきていると。皆さん、いろいろご協力をいただいた成果であります。