中日・板山が連日のお立ち台 育成契約から躍進、齊藤明雄氏「一軍でプレーできる楽しさを味わっている感じ」
◆ 2戦連続のお立ち台「チームに貢献できて毎日充実しています」 中日は広島に2-1でサヨナラ勝ち。これで3連勝とし、首位を走る広島とのゲーム差は3.5に縮めた。 中日打線は初回、1番・岡林勇希の左前打などで一死一、二塁を好機作ると、4番・細川成也は右飛に倒れたものの、体調不良から2試合ぶりにスタメン復帰した続くオルランド・カリステが、中前適時打を放ち先制点を奪った。 1-1の同点で迎えた9回は広島守護神・栗林良吏の乱調で一死満塁とし、代打・板山祐太郎の右前適時打でサヨナラ勝ち。本拠地・バンテリンドームは熱狂に包まれた。 先発の松葉貴大はテンポの良い投球で4回までパーフェクト。5回に同点に追いつかれ勝利投手の権利は得られなかったものの、6回1安打1失点、4奪三振無四球の好投で先発の役割はしっかりと果たした。同点の7回からは同じく2-1で勝利した前日に続き、清水達也、松山晋也、ライデル・マルティネスの勝ちパターンが無失点リレー。白星はマルティネスに付き今季初勝利(2敗26セーブ)をマークした。 板山はスタメン出場した前日も勝利につながる移籍後初アーチを放っており、2日連続のお立ち台。この日は代打で勝負強さを発揮し、「監督にも『いいところで行くぞ!』と言われていたので、準備はしっかりできていました。たくさん応援してもらって、多少なりともチームに貢献できて毎日充実しています」と笑顔を見せた。 7日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でも板山の活躍を取り上げ、解説者の齊藤明雄氏は「立浪監督が期待した通りの結果を残した。一軍でプレーできる楽しさを味わっているんじゃなかなと感じますし、バットスイングが鋭くなっている」と高評価。育成契約から這い上がり、今やチームに欠かせない存在となった背番号63の連続の活躍を称えた。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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