なでしこジャパン五輪前最後の強化試合“仮想ナイジェリア戦”へ 地元・金沢市出身の北川ひかる「被災した方々にパワーを」
◇MS&ADカップ2024 ~能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~(13日、金沢ゴーゴーカレースタジアム) 【画像】パリ五輪の背番号が決定したなでしこジャパン パリ五輪前最後の強化試合でガーナ代表と対戦するなでしこジャパンが前日練習を行いました。 パリ五輪では、ロンドン五輪の銀メダル以来、12年ぶりのメダル獲得を目指すなでしこジャパン。 ガーナ戦は第3戦で対戦するナイジェリアを想定した戦いにもなりますが、五輪前最後の強化試合を前にキャプテンの熊谷紗希選手は、「アフリカ勢とできる貴重な時間。身体能力の高い相手に対してどうやっていくかというところと、スピードだったり足の伸びだったりっていうところを体験できるところ、すごく重要になるかなと思っています。五輪前最後の日本でできる試合なので、日本のみなさんになでしこジャパンの強さだったり、女子サッカーの面白さだったりをお見せできるように全力でプレーしたい」とコメントしました。 また、金沢市出身で元日は実家で被災した北川ひかる選手は、「自分も当時は大きな揺れを感じましたし、家族と一緒にいたので不安な思いはありました。震災があってから約半年というところで、まだまだこれから能登半島を中心にしっかりと復興していかなきゃいけない中で、まずは自分たちがしっかりと被災した方々にパワーを届けられるように頑張りたいと思いますし、継続してしっかりと復興に向けて自分自身も発信していきたい」と力強く意気込みを語りました。 なでしこジャパンは、ガーナ戦後、パリ五輪のグループステージ初戦でスペイン、第2戦でブラジル、第3戦でナイジェリアと対戦します。