GMの2024年7~9月期決算、15.5%の増益 ピックアップトラックなどの販売好調で
ゼネラル・モーターズ(GM)は22日、2024年7~9月期の決算を発表した。調整後税引き利益は前年同期比15.5%増の41億1500万㌦(約6264億円)だった。これに伴い130億~150億㌦としていた通期の利益予想を140~150億㌦に修正した。利益目標を上方修正するのは今年3回目。電気自動車(EV)がコストの上昇要因となったものの、ピックアップトラックなど高収益車種の販売が堅調だったほか、在庫適正化などの取り組みが寄与した。 売上高は前年同期比10.5%増の487億5700万㌦だった。販売台数の増加や値上げの効果などが利益を押し上げた。ただ、中国事業は市場環境の悪化などで低調だった。今後、事業再編などを通じて収益改善を図る。