「集中できるように」堀米雄斗を大逆転金メダルに導いた最終トリック高得点の裏側
◇パリオリンピック2024 スケートボード男子ストリート決勝(大会4日目=日本時間30日、コンコルド広場) 大逆転でオリンピック連覇を達成したスケートボード男子ストリートの堀米雄斗選手。高得点をマークしたトリックの5本目の裏側について語りました。 ラン終了時点で暫定4位とメダル圏外だった堀米選手。トリックでは1回目から難度の高い技を成功させて94.16と高得点をたたき出しました。しかし、その後は4回目までミスが続き、後がない状況になりました。 優勝には最低でも96.99以上が必要とされる中、最終5本目で大技を決めて97.08とこの日一番の高得点をたたき出し、逆転優勝を果たした堀米選手。この5本目のことについて聞くと、「イヤホンつけていたんですけど、音楽とかもかけないで、できる限り、自分と集中できるようにした」と、無音のイヤホンをつけ集中力を高めたと語りました。 また、「自分だけじゃないから滑っているのは。本当にサポートしてくれているみんな、家族、友達、ファン、本当にみんなの応援が最後にのれたカギになったと思います」と、金メダルのカギになったのが、周囲のサポートがあったからだと話しました。