最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング51位。さすがサッカー王国!? 総観客数5万人の大台を超えた!
2024シーズンの明治安田Jリーグは全日程を終えた。長い戦いの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で紹介する。
51位:アスルクラロ沼津 本拠地:愛鷹広域公園多目的競技場 収容可能人数:5,110人 平均入場者数:2,633人 2017年からJ3リーグを戦うアスルクラロ沼津は、今季を10位で終えている。参入初年度からブラウブリッツ秋田らと優勝争いを繰り広げて3位に入るセンセーショナルな成績を残したが、近年はボトムハーフの順位に落ち着いている。 しかしトップ10入りを果たした今シーズンは序盤から調子の良さを示していた。第31節まで5位以上をキープして上位争いを演じ、J2自動昇格圏内の2位に位置する時期も長かった。 リーグ戦の最終盤に3連敗を喫してJ2昇格プレーオフ進出も逃してしまったが、今年度の沼津は要所で強さを見せた。YBCルヴァンカップではJ2のベガルタ仙台に勝利し、チーム力の高さを示している。 スタジアムへの観客動員からは、ファン・サポーターの期待値の高さが窺える。2,633人という数字は、新型コロナウイルスのパンデミック以降最多だ。また、試合数増加も相まって、総観客数では5万人の大台を突破した。 今季は昨シーズンの得点源だったブラウン・ノア賢信が徳島ヴォルティスに移籍し、スター選手のひとりを欠くこととなったが、コアファンからのサポートは手厚かった。 今シーズン中盤までの戦いを最後まで続けられれば、J2昇格という目標は決して非現実的な目標ではないだろう。
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