【大雪・気象情報】27日~28日頃にかけ“強烈寒気”再び… 冬型の気圧配置強まり日本海側を中心に荒れた天気となるか 寒気の程度では「警報級の大雪」の可能性も…【寒気のシミュレーション・最新更新】
気象庁の発表した情報によりますと、24日(火)にかけては強い冬型の気圧配置が続くため、北日本から西日本では日本海側を中心に大雪となる所があると予想されています。24日の東北の日本海側は、雪で雷を伴う所があり、太平洋側は曇りや晴れ、雪の降る所がある見込みだということです。 【寒気のシミュレーション】 その後の天気について、気象庁が23日午前10時に発表した週間天気予報の解説資料によりますと、26日は低気圧が発達しながらオホーツク海へ進み、次第に冬型の気圧配置となっていく予想です。 27日~28日は、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、29日は高気圧が東シナ海へ移動し、冬型の気圧配置は西から緩む見通しだということです。その後の30日は、高気圧が日本の南を東へ移動して、気圧の谷が日本海から北日本付近へ進むとみられています。 また、防災事項として気象庁は、27日~28日頃にかけては、日本付近は強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まるため、日本海側を中心に荒れた天気となり、総降雪量が多くなる恐れがあるとしています。また、寒気の程度によっては「警報級の大雪」となるところもあるとみているため、最新の気象情報に留意するよう呼び掛けています。 上空1500mの寒気の予想を見てみると、24日(火)は平地で雪が降る目安である「-6℃以下」の冷たい空気が北日本や東日本、西日本の一部にかかり、真冬並みの「-12℃以下」の冷たい空気は、北海道や青森・岩手・秋田にかかっています。 25日(水)にかけては寒気は徐々に抜けていくものの、26日(木)夜からは、またも寒気が少しずつ日本に流れ込んでくるような予想が見てとれます。 ※【寒気のシミュレーション】はリンクからご覧いただけます。
青森テレビ