サーキュレーターの使用率は約2割。夏の電気代や暑さ対策についてリアルな声をリサーチ【LIMO独自調査】
【夏の電気代と空調に関する独自調査】電気代は10000円程度に抑えたい
総務省統計局が行っている家計調査(家計収支編)によると、2023年度2人以上の世帯での月平均の電気代が12265円となっています。 実際に「2024年8月の電気代をどれくらいに抑えたいか」を聞いたところ「10000~10999円」という回答が最も多く、10000円以下での回答に票が多く集まっています。以下、価格順での結果になります。 ・~4999円 62名 ・5000~5999円 47名 ・6000~6999円 38名 ・7000~7999円 50名 ・8000~8999円 50名 ・9000~9999円 59名 ・10000~10999円 72名 ・11000~11999円 22名 ・12000~12999円 31名 ・13000~13999円 16名 ・14000~14999円 21名 ・15000~19999円 44名 ・20000~29999円 18名 ・30000円~ 5名 ・わからない 30名
【夏の電気代と空調に関する独自調査】電気代の節約に扇風機やサーキュレーターを併用
「電気代を抑えるためにどんな工夫をしているか」という質問に対して、6割弱の57.5%が「(エアコンと)扇風機・サーキュレーターを併用する」と回答しています。 また結果は以下の通りです(複数回答可) ・扇風機・サーキュレーターを併用する 57.5% ・換気して熱を逃す 44.2% ・遮熱カーテンを使う 38.6% ・エアコンのフィルターを定期的に掃除する 37.2% ・エアコンの設定温度を28度にする 36.3% ・エアコンを自動運転にする 33.8% ・すのこ・サンシェードなどを使う 17.2% ・ベランダなどに打ち水をして冷やす 12.9% ・ペパーミントなど清涼感のあるアロマを使う 4.1% エアコン単体については、回答者の約4割弱がエアコンの定期的な掃除や設定温度の調整、自動運転をしていることがわかります。加えて扇風機やサーキュレーターを使用し、節約をしているようです。 先に紹介した暑さ対策のためのアイテムとしてサーキュレーターの利用率は約2割、扇風機が約7割という結果が出ていましたが、これからサーキュレーターの使用についてもますますの広がりをみせるのではないかと推察できます。
参考資料
・総務省「家計調査報告」2023年(令和5年)平均結果の概要
大蔵 大輔