JFE商事エレクトロニクス、遠隔プラント管理システムに新ラインアップ。中小企業向け開発
JFE商事エレクトロニクス(社長・柳澤孝彰氏)は6日、動画による遠隔でのプラント統合管理システム「SDxV」シリーズで低コストかつ拡張性に優れた「SDxV―FA」を新たに開発したと発表した。中小企業が導入しやすいタイプをラインアップに加えた形で、4月から販売を開始する。 「SDxV―FA」では基本仕様を絞り込みつつ、必要な機能を製造現場ごとに個別でカスタマイズできるよう設計。監視制御システムのSCADAでは、汎用性に優れたAVEVA社の製品に着目し、同製品で高い技術と実績を持つエム・エックス・テクノロジーズ(本社・東京都葛飾区)と共同開発を行った。 これをJ商エレがかねて強みとする高性能なGenetec社製の映像データ技術と組み合わせることで、導入コストを引き下げつつ工場内のデータと映像を一元管理できるシステムに仕上げた。拡張性が高いためAIなど外部システムも後付けできる。