監護者性交で男に懲役6年 15歳養女に、神戸地裁
再婚相手との養女である15歳の少女と性交したとして監護者性交罪に問われた兵庫県明石市の男に神戸地裁は12日、懲役6年(求刑懲役9年)の判決を言い渡した。 入子光臣裁判長は判決理由で「養女は多感な思春期の中、何の落ち度もないのに自分を守るべき養父から性的自由を大きく侵害された」と指摘。養女は広汎性発達障害や複雑性心的外傷後ストレス障害(PTSD)があると診断され、性交の時期の供述に変遷がみられたが、臨場感があることなどから信用性は認められるとした。 判決によると男は2022年4月中旬~下旬、養女が18歳未満と知りながら自宅で性交した。