やり投げの北口「パリで笑って」 渡欧、羽田でJAL社員ら見送り
陸上女子やり投げで昨年の世界選手権を初制覇したパリ五輪代表の北口榛花(JAL)が7日、羽田空港から欧州へ出発した。見送りに集まった所属先の社員らを前に笑顔を見せ、七夕の短冊には「パリで笑って終われますように」としたため、決意を胸に旅立った。 渡欧後は世界最高峰のダイヤモンドリーグのモナコ大会(12日)とロンドン大会(20日)の2試合に出場し、2度目の大舞台に向かう予定。北口は優勝した6月下旬の日本選手権では62m87にとどまり「ここからスイッチを1段階上げて、しっかり戦えるようにしたい」と話していた。