定番の数の子や、お餅ほか、全国各地の特産品ずらり 年末年始の食材特設売り場に多くの買い物客 鹿児島市
鹿児島テレビ
2024年も残すところあと4日です。 鹿児島市のデパートには年末年始の食卓を彩る食材の特設の売り場が設けられ、多くの買い物客が訪れていました。 鹿児島市の山形屋で、27日から年末年始恒例の「食品 大歳の市」が始まりました。 数の子や、おもちなどお正月に欠かせない定番の食材をはじめ、全国各地の特産品がずらりと並んでいます。 会場には、全国から約50店舗が集まり、多くの買い物客が目を輝かせて品定めをしていました。 ぱっと目を引く梅の花。 こちらはカニ風味のふっくらした食感が特徴のかまぼこです。 中にはチーズが入っています。 石川県でかまぼこの製造、販売をしている店の特に人気の一品です。 そして、お正月ならではの商品も。羽子板と絵馬をイメージしたかまぼこです。 一つ一つちぎりながら食べるのが子供に人気で、職人の手作りでしか作れません。 一方、2024年の大歳の市も「物価高の影響」を受けています。 山形屋 食品統括部長・山口政博さん 「全てのものが値上りしているので、去年と比べると、平均して(値段が)大体1割は上がっている。内容量を少し減らしたり、予算内で買い物できるように工夫されている」 それを受けて購入客の動きにも変化があるそうで・・・ 山根美乃梨アナウンサー 「物価高の影響で小分けの商品を購入して購入金額を抑える傾向にあるそうですが、熊本のからしレンコンを販売するお店では去年と変わらない値段で販売しています」 物価高騰の中、迎えた年の瀬に買い物客の財布事情は? 買い物客 「ボーナスもらったらあれも欲しいこれも欲しいが出てくるので買っちゃいますね」 「数の子でも見てみたいかな。ゆっくり、太らない正月にしたい」 「楽しむ時は(財布の紐を)緩ませて、それ以外の生活ではちょっと制限して頑張りたい」 Q.今の時期は? 「緩みます(笑)」 小分けの商品で金額を気にしながらも、年末はおいしい食に財布の紐が緩む人が多いようです。 「食品・大歳の市」は12月31日まで開催されています。 山形屋は12月30日まで通常営業、31日は午後6時までです。 元日は休業で、初商いは2025年1月2日午前10時からです。
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