アルファロメオ・ジュリアが集まる『CAFE DE GIULIA』に行ってみた! 会場には様々なジュリアはもちろん希少なクルマが目白押し!
2024年4月14日(日)、埼玉県行田市にある「古代蓮の里」北側駐車場脇バーベキュー広場にてアルファロメオ・ジュリアシリーズ(110/115系)限定のミーティング『CAFE DE GIULIA』が開催された。主催は110/115系を中心にしたオーナーズクラブの「クラブ・ビッシオーネ」で、2003年より毎年春にこのミーティングを開催している。オリジナリティを重視したジュリアシリーズの集まりに、筆者の愛車である1967年1300GTジュニア(ボディに錆が浮かんだポンコツ)を伴って訪れた。今回はミーティングにエントリーした素晴らしいコンディションの105/115系アルファロメオを紹介する。 REPORT&PHOTO:山崎 龍(YAMAZAKI Ryu) 【画像】『CAFE DE GIULIA』の参加車両はこちら!
『CAFE DE GIULIA』にはアルファロメオ・ジュリアシリーズが勢揃い!
『CAFE DE GIULIA(カフェ・ド・ジュリア)』は2003年より毎年春に開催されるアルファロメオ・ジュリアシリーズ(110/115系)限定のオーナーミーティングで、車両のオリジナリティを重視しており、違法改造車や仮ナンバーでのエントリーはできない。 今回エントリーしたクルマは約50台。会場内には105系のクーペやベルリーナのほか、115系のスパイダー、ザガートなどが芝生の上に並んでいた。オリジナル度の高い希少なモデルも多数来場しており、モデルや年式ごとのディティールの違いなどを見て回るだけでも楽しい。 さすがにどのクルマもコンディションは良好で、トランクやリアフェンダーに錆の浮かんだ筆者の愛車とは大違いであった。 この時代のアルファロメオは世間が考えるよりもずっと丈夫で、部品の入手性も良いことから、ボディの腐食に気をつけて定期的なメンテナンスを欠かさなければ、末永く楽しめるクルマなのだ。稼ぎの少ない筆者もなんとか頑張って愛車を維持できているのも、意外とユーザーフレンドリーなジュリアだからとも言える。 とは言え、コンクールコンディションといっても差し支えのないレベルの高い車両が一堂に会した様子を見ると、自分のクーペももうちょっとなんとかしてやりたいという気持ちが強くなる。 昨年は傷んでいたドアトリムを張り替え、タイヤを新品に交換し、フルード漏れを起こしていたブレーキマスターシリンダーを取り替えた。今年は錆で割れたトランクを修理しようと考えている。 とは言え、まだまだやることが山積みで、圧縮の落ちたエンジンの修理もしくは交換、ミッションのOH、抜けきった足廻り、錆の進んだボディの板金修理が待っている。いずれは完璧な状態に仕上げてCAFE DE GIULIAにエントリーし、芝生の上に愛車を停めたいものだが……まずは先立つ物だよなぁ~。仕事をもっと頑張ろうと、心に誓ったミーティングであった。
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