遠藤航

　リヴァプールFCに所属する日本代表キャプテンの遠藤航が、日本代表の選手同士で移籍の話はするのかについて質問をされると、「まったく聞かないですね」と即答。この意外な答えにスタジオは驚きの反応をみせた。 【映像】センシティブな移籍の裏側について語る遠藤航 　6月23日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、リヴァプールFCに所属する遠藤航を特集。スタジオに遠藤本人を招き、シーズンを終えたオフのタイミングだからこそ聞ける日本代表とリヴァプールでの裏話について迫った。 　この放送ではお笑い芸人、見取り図の盛山晋太郎もゲスト出演し、さまざまなテーマで遠藤に質問を投げかけた。 　番組では「日本代表同士で移籍の話はする？」というテーマが展開。盛山から質問を受けた遠藤は「移籍したいの？とか聞いたりはしますけど、それより深掘りはしないですね。オファー来てるの？という話はまったく聞かないですね、僕は」と意外な回答をした。 　これに対し、元日本代表DFの槙野智章は「他の選手も相談もしないし、遠藤選手からも聞かないということですか？」と質問。遠藤は「そうですね。ちゃんと決まればオフィシャルで発表されるじゃないですか。だからそれまでは、移籍に興味あるとかはいくらでもあると思うし、そんなこと聞いても意味ないと思っていて。オフィシャルの発表を待とうかな、くらいな感じですね」と淡々と述べた。 　さらに、「相談はされますね。みんなプレミアリーグとかブンデスリーガに行きたいと思っているので、そういった選手に対しては話はします。具体的にこのクラブに行きたいですとかではなくて、まだ憧れている選手から質問を受ける感じですね」と、移籍話のリアルな現状を明かした。 　ドイツブンデスリーガのシュツットガルトで一緒にプレーした、日本代表DF伊藤洋輝選手が強豪バイエルンに移籍が決まったが、これに関しても何も聞いておらず報道で知ったとのことだった。 　移籍を知った時には連絡をしたのか盛山が尋ねると「移籍おめでとうと送りました。その後にプライベートで会う予定があったので、遅刻するなよという話をしました（笑）」と移籍についてではなく、遅刻しないように注意したエピソードを話すと、スタジオは大爆笑となった。 　今の選手は情報を漏らしてはいけないということで、サインするまで周りに言わないようにちゃんとルールを守っているという。これには槙野も「大人だね～」と感心する様子が見られた。 （ABEMAスポーツタイム）