「酒持ってこい!」と大暴れ…韓国前大統領の娘「泥酔運転、元夫コネ採用、違法な民泊」続発醜聞の中身
〈してはならない大きな過ちを犯しました。とても恥ずかしく申し訳ない気持ちでいっぱいです〉 【見えてる?】愛犬を胸にギュッ…!韓国ファーストレディ「スッピンで妖艶な素顔」写真 報道陣へ配布した反省文でこう記した女性が、11月22日に道路交通法違反(飲酒運転)の疑いで身柄不拘束のまま送検された。韓国前大統領・文在寅(ムン・ジェイン)氏の娘ムン・ダヘ氏(41)。彼女が泥酔した状態で車を運転し、衝突事故を起こしたのは10月5日の未明だ。 「事故現場はソウル中心部の繁華街・梨泰院(イテウォン)の交差点です。事故現場近くの防犯カメラには、前日4日の夕方6時半過ぎに、ダヘ氏が自身の車を路上駐車する姿が映っていました。ダヘ氏が車に戻ってきたのは、日付が変わった午前3時近く。真っすぐに歩けず、間違って他人の車のドアを強引に開けようとする姿が映っていました。 警察などの発表によると、ダヘ氏は3軒の店で7時間半にわたり知人男性らと酒を飲んでいたとか。3軒以外にも、テーブルをバンバン叩き『酒持ってこい!』と大暴れしたため追い出された店があるそうです。泥酔したダヘ氏は車に乗り込むと、周囲が真っ暗なのにもかかわらずヘッドライトもつけずに発車しています。ダヘ氏が乗っていたのは、父親から譲り受けたスポーツタイプの高級車でした」(韓国紙記者) ◆「酒の臭いがヒドく目も開けられない」 防犯カメラには通行人を何度もひきそうになり、ウインカーも出さずに強引に車線変更しようとするダヘ氏の車の様子が。交差点では、後方を走っていたタクシーと衝突事故を起こす。 「被害にあったタクシー運転手が車に近づいても、ダヘ氏はしばらく出てこなかったそうです。運転手が警察を呼び、ようやく車を降りたダヘ氏の血中アルコール濃度を測ると、数値は免許取り消し基準(0.08%以上)をはるかに超える0.14%でした。 『中央日報』などの韓国メディアの取材に応じたタクシー運転手によると『(ダヘ氏は)酒の臭いがヒドく目もまともに開けられない』状態だったそうです。ダヘ氏は事故から2週間近く経った10月18日に反省文(冒頭で紹介)を提出。警察に出頭しました。タクシー運転手とは示談が成立しています」(同前) ダヘ氏が批判の対象になっているのは泥酔運転だけではない。醜聞が続発しているのだ。 ◆働いた経験なく役員就任 「検察は、元夫A氏のコネ採用による収賄疑惑でも捜査しているんです。A氏は文在寅・前大統領と親交のあった元国会議員が実質的オーナーの『タイ・イースター・ジェット航空』で、’18年7月から’20年4月まで役員を務めています。この期間、ダヘ氏は元夫とタイに滞在していました。 しかしA氏には航空業界で働いた経験がまったくありません。コネ採用の疑いがある。A氏が役員就任期間に受けとった給与や滞在費約2500万円が、賄賂にあたる可能性があるんです。検察の求めに対し、ダヘ氏は参考人聴取をたびたび拒否しています」(全国紙ソウル駐在記者) さらに民泊の違法営業の疑いも。 「ダヘ氏は父親から、南部・済州市の一等地に一戸建て住宅を譲り受けています。ダヘ氏はこの別荘で、’22年ごろから約2年間にわたり民泊を不法営業していたとか。宿泊業登録していないにもかかわらず、ネット上に〈(当該の別荘に)泊まった。とても心地よかった〉などの書き込みが100件以上あることを済州市が発見。警察に捜査を依頼していました。 ダヘ氏は民泊予約サイトのアカウントで自分を『専業ホスト』と名乗り、違法な収入を得ていたとされます。ダヘ氏は11月11日に済州市の警察署へ出頭。所有している住宅で民泊を行っていたことを認めました」(同前) 父親に溺愛され、わがままな性格だという報道もあるダヘ氏。相次ぐスキャンダル発覚で対応が求められる一方、韓国民の怒りは日に日に高まっている。
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