台湾・頼清徳総統が日本気遣う姿勢 宮崎で震度6弱
8日、日向灘を震源とする最大震度6弱を観測した地震が発生したことを受け、台湾でも頼清徳総統が日本を気遣う姿勢を示すなど、反響が広がっています。 8日、宮崎県で最大震度6弱を観測した地震を受け、南海トラフ巨大地震との関連を調査していた気象庁は南海トラフ臨時情報、「巨大地震注意」を発表しました。 中国や台湾のメディアでも、気象庁の発表や日本の報道を引用し、速報で伝えています。 台湾メディアによりますと、頼清徳総統は当時、出席していた気候変動対策に関する会議で日本での地震の発生に触れ、「世界の自然災害の状況は非常に深刻であり、地震災害が最小限に抑えられることを願っている」などと述べ、日本を気遣う姿勢を示しました。 また、台湾外交部トップの林佳龍部長は、旧ツイッターの「X」に日本語で、「日本が必要とするならば台湾はいつでも支援を行う用意があることを日本側に伝えました」と投稿しました。 また、南部・高雄市の救助隊も消防士や看護師など70人近くを集め、日本からの要望があれば救援活動に向かう準備を整えているということです。