『ドラゴンボールDAIMA』番組サムネイル

　ドラゴンボールシリーズの最新作「ドラゴンボールDAIMA」が10月11日に初の深夜枠で放送を開始。魅力的な新キャラが続々と登場する中で、多くのファンの注目を集めたのは意外にも“ナメック人”だった。 【映像】チート能力を持つ大魔界のナメック人ネバ（26分50秒ごろ～） 　物語は魔人ブウ編で魔人ブウ（CV：塩屋浩三）が孫悟空（CV：野沢雅子）に倒され、ドラゴンボールで地球人からブウの記憶が消された以降の話のようで、その中心になりそうな新キャラが3名登場した。 　ゴマー（CV：森久保祥太郎）は魔界の王ダーブラやバビディ（CV：島田敏）が生きていたころは魔界の2番手だったようで、2人がブウに殺されたことで自動的に魔界の王になった人物だ。そして界王神（CV：太田真一郎）にそっくりの見た目のデゲスはゴマーの側近的立ち位置で、ゴマーをたびたびヨイショしていた。 　そしてもう一人、デゲスの姉でダーブラに研究費をもらいながら自由な研究をしていたというドクター・アリンス（CV：日笠陽子）は、ゴマー・デゲスと少し距離を置きながらも仲が悪いというほどでもない様子だった。 　ドクター・アリンスはゴマーとデゲスに対し、魔人ブウを倒した悟空たちが魔界に“攻め込んでくる”のではと不安を煽った。そこでゴマーが考えた作戦は悟空たちを“小学1年生くらい”にまで子どもにして無力化することだった。 　大魔界にもドラゴンボールはあるが、地球のものとは違いドラゴンボールを守護する“タマガミ”さまが存在する。そのせいでボールを集めてもこれまで願いを叶えられた者はいなかったという。そこでタマガミのいない地球のドラゴンボールを使うことにしたゴマーたちは、ネバ（CV：中博史）を同行させることを決めた。 　ネバは“少々ボケている”が、ドラゴンボールのことなら誰よりも詳しいナメック人であり、大魔界のドラゴンボールを創った張本人だった。何万年も生きているというネバの移動速度は尋常でないほど遅い。目の焦点も合っておらず、ひとつひとつの動作が遅いネバの様子に悟空たちの超速バトルを見慣れている視聴者からは「おっそいwwwwwwww」「めちゃくちゃボケてそう」と爆笑の声が溢れた。 　神の宮殿に降り立ったデゲスはデンデ（CV：平野綾）とミスター・ポポ（CV：川津泰彦）に大魔界からやってきたことを告げると、「あなたたちの耳もとがっている。あなたも大魔界の出身ですね」と続けた。今回明かされた耳が尖っている者のルーツは大魔界にあるという設定に、「ナメック星人は大魔界出身なの！？」「ナメック星人が魔界の住人だったとはな…。たしかにみんなとちょ～っと違うかな～って…」とSNS上では驚きの声が続出していた。 　ネバが連れてこられた目的はドラゴンボールを探し出すことだった。これまでとぼけた表情だったネバは、ドラゴンボール探しを始めると目が赤くなるなどその雰囲気は一変。「こりゃ最近願いを叶えたとみえて、まだただの石ころだな。探しにくいねえ」とボヤいたかと思うと、「おりゃ！」と気合いを入れて青い光を放った。青い光は石ころ状態のドラコンボールを正確に捉えると、ネバの元へと運んできた。 　“ドラゴンボールをいとも簡単に集められる”これだけでもチートな能力だが、さらにネバが石ころの上で手を回すとドラゴンボールが復活するというまさかの展開に。ただのボケた老人だと思われたネバが見せたチートすぎる能力に「何者だよこのじーさん」「え？ネバさんそんな凄い方だったの？」「ネバの能力、ヤバすぎない！？w」「歴代でもかなりのチート技出てきて草」とファンも驚愕していた。 　アニメ「ドラゴンボールDAIMA」は故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ。2024年に40周年を迎えた「ドラゴンボール」は、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える大ヒット漫画で、「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。 第1話　インボウ 【あらすじ】 謎の世界の巨大な城。モニターを見つめる怪しい魔人の二人組。その名はゴマーとデゲス！　そのモニターには魔人ブウと激闘を繰り広げる悟空たちの姿が、なぜか映し出されていた。二人組はあるインボウの実行のため地球へと向かった！ （C）バードスタジオ/集英社・東映アニメーション