2024年も残すところあと4日。 “奇跡の9連休”となる年末年始を前に、列島各地では早くも混雑が始まっています。 「イット!」取材班はさっそく、東京・大井町で行列を発見。 店の外まで長い行列ができていたのは銀行のATM。 銀行が年末年始の期間に休みになることから、多くの人が正月用のお金を引き出していました。 女性は3人の孫のため、初めて新紙幣でのお年玉を用意。 ATMで現金を下ろした人（70代）: 20万円ぐらい、新札。孫（22歳・21歳・高3）もだいぶ大きくなってきたので、（お年玉の）金額が減っていくのでうれしい。 人がごった返していたのは、東京駅の新幹線口からすぐそばにある大丸東京店。 地下の食品フロアは、年末の買い出しに来た客で大混雑していました。 お総菜や海鮮丼などの店がずらりと並ぶ中で一番の行列ができていたのは、ニューヨークで大人気のキャラメルサンドの店でした。 帰省の手土産を買い求める客で30メートルほどの列ができていました。 岩手に帰省する人: 外に列ができていて、外まで行ったら、そこにまた列ができていた。人気なんだなと思った。 岩手に帰省する人: 混んでる、びっくり。並ぶので予約してきた。ロールケーキにした。（家族）みんなで分けられるように。 京都に帰省する人: バラのチョコを買った。このあと新幹線で帰る。 担当者は今週末から人出がさらに増えると話します。 大丸東京店 食品担当・太葉田大さん: 年末感が出ていて、キャリーケースを持つお客さんも多いし、昨年と比べても多く来店いただいていると思う。 さらに行列はここにも。 新宿にある理髪店では、お正月を前にさっぱりとした髪形で新たな年を迎えようとする“駆け込み散髪”が相次いでいました。 “駆け込み散髪”に来た客: 明日から旅行に行くので、その前にさっぱりしておきたいと思って。このタイミングで切れて良かった。 27日は60人以上の客が訪れ、最大で1時間待ちにもなったといいます。 一方、年末年始を日本で過ごす外国人観光客でにぎわっていたのは、東京・中央区にある築地場外市場。 あまりの人の多さに外国人観光客もビックリ。 イタリアから来た観光客: すごく混み合っているけど、ここの空気感を体験できるね。サザエやマグロ、サーモンを食べて、とてもおいしかった。 東京・渋谷駅前にも外国人観光客の行列ができていました。 外国人観光客の間で、渋谷の待ち合わせ場所として有名な「ハチ公像」が撮影スポットとなっているのです。 フィリピンから来た観光客: カワイイ。フィリピンではとても有名だわ。 年の瀬に向けて、にぎわいがピークとなりそうです。