トム・クルーズがワイヤーで閉会式に登場した。(C) Getty Images

　ハリウッドスターがド派手な登場だ。 　現地８月11日、パリ五輪は17日間の戦いを終えてスタッド・ド・フランスで閉会式が行なわれた。日本は旗手を陸上の女子やり投げ金メダリストの北口榛花と、ブレイキン男子４位だった半井重幸（ダンサー名＝Shigekix）が務めた。 【画像】閉会式の出番直前、スマホで自撮りするトム・クルーズ 　終盤には次回2028年ロサンゼルス五輪の引き継ぎ式が行なわれた。すると、スタジアムの屋根の上からハリウッドスターのトム・クルーズがサプライズ登場。映画『ミッション:インポッシブル』さながらのワイヤーアクションでステージに降りた。 　トム・クルーズは五輪旗を受け取ると、用意してあったバイクの後部座席に五輪旗を掲げ、颯爽とバイクに乗ってスタジアムを出た。 　 　事前VTRが流れ、トム・クルーズはバイクでシャルル・ド・ゴール空港に用意してあったセスナ機に乗り、今度はスカイダイビングで降下。降り立ったのはハリウッドサインがある丘で、五輪旗を自転車の米国代表選手に手渡した。ちなみにハリウッドサインの一部は五輪マークになる粋な演出だった。 　大物ハリウッドスターの登場に会場の興奮は最高潮に達し、日本時間では朝の６時過ぎだった日本列島も熱狂だった。「これはテンション爆上げやな」「トムの登場シーン、鳥肌が立った」「カッコ良く登場して美味しいところも持って行ったのね」「空からトムクルーズ！これは激アツやなあ」などなど、絶賛のコメントは枚挙にいとまがなかった。 　トム・クルーズは今大会、競泳や女子サッカーの決勝をスタンドで観戦する姿が目撃されており、一部海外メディアは閉会式のサプライズゲストとして出演が噂されていた。 構成●THE DIGEST編集部