ヤンキース・コールが契約解除の「オプトアウト」権利を行使 米メディア複数報道
ヤンキースのエース右腕ゲリット・コール(34)が契約解除の「オプトアウト」権利を行使したとESPN電子版など複数の米メディアが2日(日本時間3日)伝えた。ドジャースとのワールドシリーズ第5戦で先発し敗退してから3日後の大きな決断となった。 【写真】ワールドS第1戦 大谷を三振に仕留めるコール投手 2019年オフにアストロズからFAとなったコールは20年から9年総額3億2400万ドル(約486億円)の大型契約でヤンキースと契約しており、来季以降4年1億4400万ドル(約216億円)の契約が残っている。もし球団側が5年目3600万ドル(約54億円)の契約を付け加えればオプトアウトを阻止し残留させられる契約になっており、球団の動向が注目される。 メジャー12年目のコールは今季、右肘を痛めて開幕から長期離脱し、6月に復帰。17試合で8勝5敗、防御率3・41をマークし、ポストシーズンは5試合で1勝0敗、防御率2・17と好投しチームのワールドシリーズ進出に貢献した。昨季は初のサイ・ヤング賞に輝き、6度目のオールスターに選出された。