指名手配者の捜査強化 「旧群馬町一家3人殺害事件」情報提供を呼び掛け 群馬・高崎市
指名手配者の捜査強化月間が1日から全国で始まり、群馬県警は26年前に旧群馬町で一家3人が殺害された事件で指名手配されている男の情報提供をJR高崎駅で呼びかけました。 この事件は、1998年1月14日、旧群馬町三ツ寺、現在の高崎市で一家3人が殺害されたものです。警察は、元トラック運転手の小暮洋史容疑者55歳を殺人の疑いで全国に指名手配しています。 全国の警察では1日から1カ月間にわたり指名手配者の早期検挙に向け捜査強化月間を実施しています。 県警はJR高崎駅で、小暮容疑者の顔写真などが入ったウェットティッシュとポケットティッシュそれぞれ1000個を駅の利用者に配布し、情報提供を呼びかけました。 事件に関する情報は、ことし9月末までに合わせて3533件寄せられていますが容疑者につながる有力な手がかりは得られていません。警察は、新たな手配ポスターをおよそ2万3000部作成し公共施設などに配布するほかフリーダイヤルを設け、引き続き情報提供を求めています。