宇野昌磨さん、「チームが一丸となってなし得た結果」 北京五輪団体銀メダルをファンに披露【フィギュア】
◇10日 フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯エキシビション(国立代々木競技場) 2022年北京冬季五輪の団体で2位となったメンバー全員が第1部の最後に登場。8月にパリで開催された授与式で受け取った銀メダルをファンの前で披露した。 この日は男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、女子の樋口新葉(ノエビア)と坂本花織(シスメックス)、ペアの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)、アイスダンスの小松原美里さん、尊組に加えて、パリでの授与式を欠席した男子の宇野昌磨さんも参加。団体で演技した際の衣装に身を包み、首から銀メダルをかけて登場すると、会場のファンから拍手が湧き起こった。 メンバーを代表して、宇野さんが「2年半越しにはなりますが、無事皆さんのもとにメダルが届きましたし、この銀メダルというのはチームが一丸となってなし得た結果かなと思います」とあいさつ。授与式では欠席した宇野さんの名前をメンバーがそれぞれの指に書いて出席したが、「みんな忘れずに指に書いてもらったりとかして、本当にうれしかった」と”昌磨節”で感謝し、「これからそれぞれがそれぞれの道をより精進していくと思います」と現役選手にエールを送った。 北京冬季五輪のフィギュアスケートをめぐっては、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のメンバーとして出場したカミラ・ワリエワがドーピング違反で失格となったことに伴い、国際スケート連盟(ISU)が団体の順位を変更。ワリエワの成績を全て無効とした結果、2位だった米国が1位、3位だった日本が2位に繰り上り、1位のROCは3位となった。
中日スポーツ