ハーレーダビッドソン、ロードグライド及びストリートグライドの特別仕様を公開

2024年モデルで新しいルックスとスペックを手に入れたハーレーダビッドソン のツーリングモデルのロードグライド（ROAD GLIDE®）、及びストリートグライド（STREET GLIDE®）。その特別仕様となる「Edition 1」が公開され、限定90台を日本で発売中だ。特別なグラフィックと強化されたサウンドシステムが追加されている。希望小売価格（消費税込）は 404万5591円から。 【画像】ハーレーダビッドソン「Edition 1」をギャラリーで見る（7枚） 文/Webikeプラス 川越 雅樹

特別仕様「Edition1」スポーティーなデカールと快適なサウンドシステムで魅力アップ！

ロードグライド　Edition1 ：フェアリングまでストライプが施されている

今回の限定仕様の「Edition 1」ではビビッドブラックをベースカラーに、ストライプデカール（ホワイトとレッド）が配され、印象の強い外観が魅力的となっている。ミッドフレームのエアディフレクタも相まってスポーティなルックを強調するデザインとなっている。Rockford Fosgate 社によるサウンドシステムも強化（500Wアンプ＋STAGEⅡフェアリング・スピーカー）されており、レースシーンから生まれたことをバックグラウンドとしながらも、ツーリング時の快適性も追求したこだわりの特別仕様モデルに仕上がっている。 なお、足回りはブラック仕上げ（写真）のほかクローム仕上げも選択が可能となっている。 気になる価格については、 EDITION 1 ロードグライド　　：404万5591円～（クロームトリム）、423万6991円～（ブラックトリム） EDITION 1 ストリートグライド：404万5591円～（クロームトリム）、423万6991円～（ブラックトリム）

2024年ツーリングモデルシリーズ　ロードグライド＆ストリートグライド

ロードグライド：シャークノーズフェアリング：洗練された造形とLEDで車両の美しさを演出している

────────── 美しいスタイリングとツーリングモデルの快適さを兼ね備えたフェアリング ────────── ツーリングモデルといえば、ウルトラ、ロードグライドとストリートグライドなどのフェアリングが皆が思い起こす特徴であろう。2024年ツーリングモデルでは彫刻のようなシルエットを生み出し、一体化されたLED照明が装備されたフェアリングが採用されている。そして、流体力学と風洞分析を使用して開発された新しいウインドシールドとフェアリングは、空力効率を最適化し、風当たりとライダーの疲労を和らげ、快適性を向上させている。アップデートしたエアロダイナミクスは、高速走行時のヘルメットのバフェッティングを前モデルから平均 60％低減させている。お気に入りのオープンジェットのヘルメットで高速道路を駆け抜けたい、そんな気分の時にもこのバイクなら気持ちよくライディングできそうだ。 ロードグライドのシャークノーズフェアリングは、デザインが一新されたウインドシールドと合わせて、まったく新しい印象を生み出し、フレームマウントすることでオンロードでのパフォーマンスも最適化している。 ストリートグライドのアイコニックなバットウイングフェアリングは、スプリットストリームベントの開口部とともに、こちらも新しい印象を生み出している。ストリートグライドにはフェアリングはハンドルマウントされている。 ────────── ハーレー伝統のビッグトルクを生み出すMILWAUKEE-EIGHT™ 117 V-TWINエンジン　ライドモードも選択可能 ────────── 新しいミルウォーキーエイトのエンジンは排気量が1923cc、馬力が108PS、トルクが175Nmとスペックが向上していおり300kg超のヘビー級のボディを駆動する余裕もあることだろう。また、2024年モデルのエンジンには、新しいシステムの水冷式シリンダーヘッドが採用され、高出力でも安定性が高いことはもちろん、低速走行時や暑い日でも、熱さが軽減されライダーの快適性に寄与するメリットもある。鼓動感を感じながら、低回転域でクルージングすることが気持ちの良さそうなエンジンである。 選択可能なライドモードによって、パフォーマンス特性と安全技術の介入レベルが電子コントロールで調整されるため、さまざまなライディング条件で制御され、信頼性が向上ししている。 それぞれのライドモード（ロード、スポーツ、レイン、カスタム）では、動力伝達、エンジンブレーキ、コーナリングアンチロックブレーキシステム（C-ABS）、コーナリングトラクションコントロールシステム（C-TCS）などが設定され、路面状況やライダーの好みに応じて独自に組み合わせることも可能となっている。大型のバイクは扱うのが大変なので、こういった補助機能があることはとてもありがたい。