【奇跡の9連休】この年末年始の県民の過ごし方やいかに?“長~い休み”に期待…臨戦態勢のあの業界も(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
2024年も残すところ10日余り。2024年は年末の28日・土曜日から休みになる人が多く、年始は、4日と5日が土曜・日曜となることから「奇跡の9連休」と言われています。どのように過ごす予定か街中で聞いてみました。 (10代) 「由比のおばあちゃんの家 に行くつもりです」「家でのんびりと過ごしたいです」 (50代) 「家 でのんびり過ごす」「(三が日は)人がいっぱいなので、外してゆっくりと出かけたい」 都内のデパートが実施したアンケートでは、2025年の正月の過ごし方について、自宅や実家・親戚の家で過ごす人が最も多くなっています。その影響か…布団のレンタルを行う工場は、すでに大忙しとなっていました。 (丸八真綿 製造部 豊嶋 光弘 次長) 「年末年始に2000組、そちらがすべて完売」「これから出荷し、倉庫の分はすべてなくなる」 年末年始は、すでに予約で一杯。2025年1月7日分までの受け付けを終了しています。 一方、9連休とあってか、旅行を計画している人も2023年より増えています。オンライン旅行会社トリップドットコムによりますと、ホテル予約件数は、去年と比べ、国内はおよそ2.4倍海外は3.9倍だということです。また、旅行会社HISが発表した海外の人気旅行先は、1位はソウル、2位は台北3位はホノルルと、不動のトップスリーがランクイン。一方、国内旅行の傾向について旅行会社に聞くと。 (サンコートラベル 宮川 憲 代表取締役) 「何泊も長い泊りというよりも、一泊というお客さんが割と多い。 特に近場ですね。県内の伊豆辺りに年内の内に泊まって、30日31日に帰ってきて、家でのんびりしましょうという傾向が強い気がします」 熱海駅近くのホテルでは、年末年始の予約が好調だといいます。 (熱海聚楽ホテル 月の栖 森田 金清 社長) 「(予約は)順調に入っている。12月27日から1月4日5日まで数部屋ずつ空いているが、あと10日、1週間で最後のお客さんが入ってくると思う」「宿泊業を営んでいる我々にとって、長い休みは旅行に行こうというモチベーシ ョンが高まる、2泊3泊した いという気持ちになるので大き なビジネスチャンスだと思う」 旅館組合によりますと、熱海全体でも宿泊施設の予約は順調で、すでにほぼ満室のところもあるということです。 期待の声は商店街からも。ここは、今週末新規オープンするヨーグルト専門店。ヨーグルトには、伊豆のアロエや函南町の丹那牛乳を使っています。“奇跡の9連休”で、一気に知名度アップを目指します。 (熱海ヨーグルト発酵所 佐藤 彰洋 マネージャー) 「多くの方にヨーグルトの 魅力を伝えられるような年末年始商戦にしたい思いで オープンする」「(年末年始は)たくさんの人が 熱海に来ると思うので(店の 魅力を)伝えられるよう精進していく」 そして、旅行や帰省で気になるのは交通情報。新幹線の混雑ピークは、下りは28日、上りは1月4日の予想で、最新の予約状況では、下りは28日の午前中、静岡を発着する「こだま」「ひかり」号は、ともにほぼ満席。上りは4日の午後「こだま」と「ひかり」が、ほぼ満席となっています。 続いて、高速道路の混雑のピークは、東名・新東名ともに下りで28日、29日と2025年2日、上りは2025年年2日~4日で、県内区間で10キロ以上の渋滞が予想されるのは、28日・29日に新東名の浜松方面で10km、2025年1日・2日に東名の御殿場方面で15kmの予想です。 また、静岡市の中心街の商業施設の営業時間は、年末は松坂屋、伊勢丹ともに31日まで、年始は、松坂屋は3日、伊勢丹は2日から。静岡パルコ、新静岡セノバなどは年末は31日までで、年始は2日から通常営業だということです。