<ここに注目>頂を知る実力伯仲の常総学院と敦賀気比 終盤勝負か 選抜高校野球
敦賀気比・大島正樹主将の話
(対戦相手の常総学院は)関東大会でも上位の成績で、投打ともにレベルが高い。(チームの)持ち味である粘り強さを存分に発揮して、均衡した展開で粘り強く勝ち、日本一を目指す。
15年に北陸勢初の全国制覇 OBに西武・内海哲也ら
敦賀気比(福井) 1986年に創立された共学の私立校。88年に付属中学を設立し、県で初めての併設型中高一貫校となった。普通科のみで特別進学コース、進学コース、教養コースがある。校訓は「時習、自律、慈愛」。 硬式野球部も学校創立年の創部。春は2015年に北陸勢として初の全国制覇を果たした。内海哲也(西武)、吉田正尚(オリックス)、西川龍馬(広島)、平沼翔太(日本ハム)ら多くのプロ野球選手を輩出。駅伝部や男子硬式テニス部、レスリング部も全国レベルの強豪。
「手のひらのマメで頑張り伝わる」寮母の山本知子さん
いつも夜遅くまで練習ご苦労さま。練習の成果をセンバツで発揮できることを願っています。 野球部員52人のうち45人が暮らす学校の寮「修文寮」で、寮母を始めて15年以上になります。いつも寮か自宅にいるので練習する選手の姿を見たことはありません。でも、練習帰りの選手に部屋の鍵を渡す度に、マメがたくさんできた彼らの手のひらを見てきたので、毎日頑張っているのが十分伝わってきます。 例年は出場すると甲子園球場に応援に行っていましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で現地観戦は難しそうです。皆が戦う姿はテレビで見届けます。けがには気をつけてください。みんなならきっと勝てる。そう信じて応援しています。